夜勤専従の常勤に興味がある人へ

看護師の中には、「夜勤専従の常勤として働いてみたい」と思う一方で、実際に働けるかどうか悩んでいる人も少なくないでしょう。
実際に夜勤専従の常勤で働くメリットとして、給料が高いことや休みが多いことなどが挙げられます。
反対にデメリットとして、精神的にも身体的にも負担が大きい傾向があることがいえます。

夜勤が向いているのかどうかは人によって異なります。
夜勤専従の常勤として働きたいのであれば、以下の点を考えてみると良いでしょう。

一つ目に考えてほしいのが、きちんと体調管理ができるかという点です。
本来、人が眠るべき時間帯に働くことになる夜勤は特に体力を使う仕事です。
体力があるかに加え、不規則な生活リズムになるため、日頃から体調管理がきちんとできるかが重要になるのです。

人は寝るべき時間帯に寝れないとなれば、自律神経が乱れてしまい体調を崩しがちです。
そのため、自分の家族の状況や住環境などを考え、きちんと休みの時に休息を取ることができるのかを今一度確認するようにしましょう。
食生活の乱れも体調に大きく影響するため、健康的な食生活を実現できるかを確認することも大切です。

二つ目に考えておくべきことは、自分の性格です。
周囲と積極的に関わりたい人は、夜勤専従は向いていません。
一晩中、患者さんはもちろん、上司や同僚と密に接することは通常あり得ないことだからです。
そのため、人間関係があまり得意ではない人であれば、夜勤専従の方が働きやすいでしょう。

ただ、夜勤は基本的に配置される人数が少ないため、それだけ責任が大きくなることは理解しておいた方が良いです。
上記を踏まえたうえで夜勤専従の常勤に挑戦したいと感じた方は、ぜひ働き方の詳細も確かめてみてください。